| 詳細情報 | F1999040291 |
| 論文題名 | 年金・雇用保険改正と男性高齢者の就業行動の変化 |
| −カナ題名 | ネンキン・コヨウ ホケン カイセイ ト ダンセイ コウレイシャ ノ シュウギョウ コウドウ ノ ヘンカ |
| 分類 | 高齢者労働問題 |
| 著者氏名 | 小川 浩 |
| −カナ著者氏名 | オガワ ヒロシ |
| 掲載誌名 | 日本労働研究雑誌 |
| −巻号 | 461号 |
| −発行年月 | 1998年11月 |
| −発行元 | 日本労働研究機構 |
| 登録年月 | 1999年4月現在 |
| 内容抄録 |
(著者抄録) わが国の人口構造は急速に高齢化が進んでおり、団塊の世代が60歳を超える21世紀初頭には世界的にも極めて高齢者の比率が高い社会になると見込まれている。このような状況において、高齢労働者の有効活用は政策的に重要な課題である。本論文では、年金制度や高年齢雇用継続給付のような補助金制度が高齢者男性の就業行動にどのような影響を与えるかについて、「高年齢者就業実態調査」の個票データを用いて分析を行い、以下のような推計結果を得た。1)本来年金という概念を導入することによって、従来の制度であっても在職老齢年金が就業促進的な効果を持っていることを直接的に示した。2)高年齢雇用継続給付は就業促進的な効果を持つが、弾力性は1より小さいことを示した。3)2013年に予定されている厚生年金の部分年金化は年金額の減少による就業促進効果よりも在職老齢年金の減額による需要減退の効果の方が大きいことが推定された。4)在職老齢年金を雇用補助金として積極的にデザインしなおすことにより、高い人的資本を持つ高齢者を活用できる可能性があることが示された。 (論文目次) I はじめに II 在職老齢年金・高年齢雇用継続給付の効果 1 厚生年金の部分年金化 2 在職老齢年金 3 高年齢雇用継続給付 4 厚生年金の影響の分解 5 本来年金の定義 6 本来厚生年金の推定 7 市場賃金の推定 8 在職老齢年金の推定 III 補助金としての在職老齢年金を含んだ推定 1 補助金を含んだ分析の枠組み 2 データと説明変数 3 雇用補助金としての在職老齢年金および高年齢雇用継続給付の効果 IV 制度改正による就業行動の変化 1 賃金月額と雇用補助金スケジュールの変化 2 高年齢雇用継続給付および在職老齢年金制度改正の影響 3 厚生年金の60−64歳部分年金化の影響の推定 V まとめ |