| 詳細情報 | F2001110078 |
| 論文題名 | 解雇法制と労働市場 |
| −カナ題名 | カイコ ホウセイ ト ロウドウ シジョウ |
| 分類 | 個別的労働関係法 |
| 著者氏名 | 中田 (黒田) 祥子 |
| −カナ著者氏名 | ナカダ (クロダ) サチコ |
| 掲載誌名 | 日本労働研究雑誌 |
| −巻号 | 491号 |
| −発行年月 | 2001年6月 |
| −発行元 | 日本労働研究機構 |
| 登録年月 | 2001年11月現在 |
| 内容抄録 |
(著者抄録) 本稿は、欧米諸国で発展した経済理論とその実証分析を整理することを通じて、わが国解雇法制の労働市場への影響を論ずるうえでの視点を提供することを目的としている。本稿では、まず解雇法制の厳格さを指数化する手法を紹介し、解雇法制の国際比較を行った。次に、解雇法制と労働市場に関する先行研究について実証分析を中心に整理し、現段階では<1>解雇法制が失業率水準に与える影響についてはコンセンサスが得られていないものの、<2>厳しい解雇法制を採用している国では、失業頻度は低い反面、いったん失業した労働者の失業期間は長期化する傾向がある点については共通の見解ができつつあることを示した。最後に、わが国解雇法制のあり方を巡る今後の議論のポイントをいくつか指摘した。 (論文目次) I はじめに II 解雇法制の国際比較−解雇法制指数による分析 1 OECD[1999]の解雇法制指数 2 解雇法制の各国比較 III 解雇法制と労働市場−欧米諸国の経験を中心に 1 インサイダー・アウトサイダー理論とその批判 2 仕事の創出・喪失と解雇法制 IV 解雇法制が労働市場へ及ぼす影響−実証分析編 1 雇用率・失業率と解雇法制指数の関係 2 雇用調整速度への影響 3 仕事の創出・喪失率への影響:ミクロデータを用いた分析 V おわりに−結論とわが国における課題 |