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F1997060129

登録年月

1997年06月現在

論文題名

従業員の健康管理をめぐる法的諸問題―業務軽減措置の内容とその履行上の問題および健康配慮義務とプライバシー秘匿権の二面制
カナ題名カナ題名
ジュウギョウイン ノ ケンコウ カンリ ヲ メグル ホウテキ ショ モンダイ - ギョウム ケイゲン ソチ ノ ナイヨウ ト ソノ リコウジョウ ノ モンダイ オヨビ ケンコウ ハイリョ ギム ト プライバシー ヒトクケン ノ ニメンセイ

著者名

岩出 誠
カナ著者氏名カナ著者氏名
イワデ マコト

掲載誌名

日本労働研究雑誌
巻号巻号
441号
発行年月発行年月
1997年01月
発行元発行元
日本労働研究機構

分類

労働法一般

内容抄録

(著者抄録)
健康配慮義務に関しては,健康診断の結果等により入手される健康情報の処理・管理,情報に基づく従業員に対する処遇等の様々な理論的・実務的問題を生じさせている。そこで,本稿は,健康診断に関連した企業の健康管理をめぐる諸問題のうち,特に,(1)健康配慮義務の内容,(2)診断結果に基づく軽減業務への配転等の措置義務の実際の内容・範囲,(3)同措置義務と従業員の就労の権利との関係・従業員の健康診断受診や回復努力義務懈怠等の健康配慮義務への不協力の効果,(4)健康診断内容に関する従業員のプライバシーと企業の守秘義務との関係等につき,関係法規,従前の裁判例を概観しつつ,実務的な解決の指針を検討してみようするものである。

(論文目次)
I はじめに
    1 問題の所在と検討対象
    2 健康管理義務と健康配慮義務
II 労安法による健康管理義務に関する法規制の概要
    1 健康管理体制
    2 労安法等による健康管理義務の具体的内容の概要
III 裁判例における健康配慮義務の内容
    1 労災民事責任事件における健康配慮義務の内容
    2 労災認定裁判例における健康配慮義務―いわゆる過労死裁判を中心として
IV 健康診断結果等の健康情報に基づく軽減業務への配転等の増悪防止措置義務の実際の内容
    1 労安法上の諸措置
    2 裁判例上認められた諸措置
V 増悪防止措置義務と従業員の就労の権利・賃金請求権との関係
    1 企業による健康診断に基づく勤務時間または作業内容の変更等の措置義務履行の権利としての性格
    2 増悪防止措置として企業が指定した業務外への就労の効果
    3 増悪防止のための軽減業務への配転等の軽減措置と賃金の関係について
    4 増悪防止のための軽減業務への配転等が不能で就労を拒絶する場合の賃金の帰趨
    5 増悪防止のための軽減業務への配転等が不能の場合や軽減措置が長期化した場合の雇用の保障
        6  従業員自身の健康状況の把握義務と過失相殺
VI 健康診断内容に関する従業員のプライバシー秘匿権・企業の守秘義務と健康配慮義務の二面性―従業員の健康診断の受診や健康回復努力義務懈怠等の健康配慮義務への不協力の効果
    1 健康配慮義務遂行のための従業員のプライバシーへの一定の制約
    2 法令,裁判例における健康診断に関する守秘義務と従業員のプライバシー保護
    3 企業の指定医師による法定外健康診断の受診義務の存否とその違反の効果―健康診断実施上の従業員プライバシーの保護の範囲
    4 健康診断内容に関する従業員のプライバシー秘匿権・企業の守秘義務と健康配慮義務の二面性とその調整
VII まとめに代えて―紛争の回避と拡大防止のために

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