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F2003060156

登録年月

2003年05月現在

論文題名

能力開発の自己管理
カナ題名カナ題名
ノウリョク カイハツ ノ ジコ カンリ

副題名

雇用不安のもとでの職業能力育成を考える
カナ副題名カナ副題名
コヨウ フアン ノ モトデノ ショクギョウ ノウリョク イクセイ ヲ カンガエル

著者名

藤村 博之
カナ著者氏名カナ著者氏名
フジムラ ヒロユキ

掲載誌名

日本労働研究雑誌
巻号巻号
514号
発行年月発行年月
2003年05月
発行元発行元
日本労働研究機構

分類

能力開発

内容抄録

(著者抄録)
この小論は、雇用不安のもとで個人はどのように職業能力を育成すればいいのかを検討することを目的としている。バブル崩壊後の長期不況の中で、期間の定めのない雇用機会が減少し、雇用の安定性が失われてきた。雇用が安定していた時代は、企業側の要請に合わせて社内異動を重ねていくことで一定の能力を獲得し、その企業の中で自らの能力を活かせる場をみつけることができた。しかし、個人が一つの会社に長く勤めることを希望しても、会社側の事情でそれがかなわなくなる場合が増えてきた。そのような状況下では、複数の企業で働きながら自らの能力を高めていく必要がある。この小論では、分析の枠組みとして、能力開発の基本であるOJTとOff-JTの性質を考察し、両者が効果を発揮するにはどういった点に留意する必要があるのかを整理した。そして、その枠組みにしたがって既存の質問票調査の結果を分析し、現在の日本企業において企業側と従業員側が職業能力の育成についてどのような考え方を持ち、どのようなことが実践されているのかをまとめた。その上で、中途採用の面接で使われる質問項目の分析を通して他社でも通用する能力の内実を整理し、効果的な能力育成のためには現在担当している仕事をしっかりやることが最も重要であることを述べた。また、能力開発の自己管理にとって必要なのは、OJTとOff-JTそれぞれに対して主体性を持って取り組むことである点も指摘した。
(論文目次)
I はじめに-この小論の目的
II 分析の枠組み-実務経験、座学、エンプロイアビリティ
  1 実務経験と座学の組合わせ方
  2 OJTの分析視点:同一企業内か複数企業でのキャリア形成か
  3 Off-JTの分析視点:場所、内容、目的意識、期間
  4 他社に移っても通用する能力(エンプロイアビリティ)
III 職業能力育成に関する企業と個人の考え方
  1 二つの調査
  2 能力開発に対する考え方
    (1) 能力開発の主体
    (2) 選抜教育と底上げ教育
  3 OJTの効果的な進め方
    (1) 他社経験の有効性
    (2) 上長の指導と能力育成
    (3) 従業員の主体性
  4 Off-JTの効果的な進め方
    (1) 社内研修と社外機関による研修の優劣
    (2) 教育訓練内容
    (3) 目的意識
    (4) 研修の時間的長さ
IV 他社でも通用する能力の育成に向けて
  (1) 中途採用の面接で聞かれること
  (2) 現在の仕事の価値を高める
  (3) 能力育成の自己管理
参考文献

全文情報

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