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F2003060158

登録年月

2003年05月現在

論文題名

公共職業訓練の収入への効果
カナ題名カナ題名
コウキョウ ショクギョウ クンレン ノ シュウニュウ ヘノ コウカ

著者名

黒澤 昌子
カナ著者氏名カナ著者氏名
クロサワ マサコ

掲載誌名

日本労働研究雑誌
巻号巻号
514号
発行年月発行年月
2003年05月
発行元発行元
日本労働研究機構

分類

能力開発

内容抄録

(著者抄録)
公共職業訓練機関の実施する訓練は、訓練を受ける人々にどのような効果をもたらしているのであろうか。本稿では都立技術専門校修了生のサンプルを用いて、訓練が収入に与える効果の計測を、〈1〉外部調査から抽出された訓練を受けていない中途採用者との収入の違いから推定する、ならびに〈2〉受講者の訓練前後の収入の変化から推定するという二つの方法で実施した。前者の分析では属性の制御が不十分で、セレクション・バイアスが除去できないという問題があったが、後者の分析ではそれらの問題を極力回避し、収入の観察されない人々についても、働いたらどれだけの収入が得られるかを考慮したうえで訓練が収入に与える効果を計測した。受講者のみのサンプルを用いる場合、通常は訓練効果と経験年数や年齢に伴う収入増との識別が不可能になるが、後者の分析では訓練前の収入観測時点が各人で異なるという事実によってその問題を回避した。その結果、訓練の効果は女性にはおおむねプラスであるが中高年男性には有意にマイナスであるとの結果が示された。しかしながら、説明変数では把握しきれない年次効果と訓練効果とを識別できない点や訓練効果の計測期間が短いなどの問題があるために、頑健な推定結果は得られなかった。これらの問題を解決するためには、訓練受講者と非受講者双方についての長期にわたるパネルデータが必要である。
(論文目次)
I はじめに
II データ
III 収入への効果-外部調査との比較を通して
  1 分析の枠組み
  2 外部調査との比較
IV 収入への効果-訓練前後の収入比較を通して
  1 分析の枠組み
  2 推定結果
V 結びと今後の課題
参考文献

全文情報

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