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F2003090113
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登録年月 |
2003年09月現在
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論文題名 |
若年期の蓄積とキャリアの終盤
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ジャクネンキ ノ チクセキ ト キャリア ノ シュウバン
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副題名 |
大学教育、移動、生え抜き役員昇進
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ダイガク キョウイク、イドウ、ハエヌキ ヤクイン ショウシン
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著者名 |
大谷 剛
梅崎 修
松繁 寿和
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オオタニ ゴウ
ウメザキ オサム
マツシゲ ヒサカズ
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掲載誌名 |
日本労働研究雑誌
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517号
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2003年08月
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日本労働研究機構
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分類 |
人事労務一般
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内容抄録 |
(著者抄録)
本研究では、同一大学、同一学部という一つの出口から排出されてきた者を対象に、キャリアの終盤における最終的な差が何によって生じるのかを観察した。前半では、役員昇進と生え抜き・非生え抜き化の二つの分化軸間に相関が観察されることを考慮し、それらの2方向への動きを同時に取り扱いながら、大学での成績、大学への合格確率や若年期の移動が、分化に与える効果を分析した。結果、役員昇進に関しては、成績や合格確率それに30歳未満の事業所間移動回数が正で有意であることから、若年期の蓄積が影響を与えている可能性が示された。生え抜き・非生え抜き化に関しては、出向戻りを経験した者はキャリアの終盤においては生え抜きとしてとどまる可能性の高いことがわかった。後半では、分化によって、所得や満足度にどのような差異が生じるかを探った。結果、生え抜き役員と非生え抜き役員の所得が生え抜き部長と非生え抜き部長よりも高く、従業員規模などの企業属性をコントロールすれば非生え抜き化により所得が下がるわけではないことが示唆された。この結果から、先行研究における非生え抜き化にともなう所得の減少は、企業規模の小さいところへの移動によるためではないかとの議論がなされた。一方、満足度に関しては4グループ間に統計的には差が見られなかった。 (論文目次) I 序論 II 先行研究と本稿の課題 III 推定モデルと使用データ 1 推定モデルの説明 2 使用データ IV キャリアの終盤を決定する要因 1 変数の説明と予測される結果 2 推定結果 V グループ間比較 VI 結論 参考文献 |
全文情報 |
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