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F2004010265
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登録年月 |
2004年01月現在
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論文題名 |
健康な職場の実現
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ケンコウナ ショクバ ノ ジツゲン
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著者名 |
今井 保次
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イマイ ヤスジ
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掲載誌名 |
日本労働研究雑誌
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520号
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2003年11月
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独立行政法人 労働政策研究・研修機構
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分類 |
労働災害・安全衛生
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内容抄録 |
(著者抄録)
本論の目的は、職場メンタルヘルスの向上には従来の個別対応の方法に加えて、組織を良くするという方法(組織対応)があることを示すことにある。組織対応を理解するための実例は次の通りである。(1)日本の自殺件数は、5年連続で3万人を超えた。自殺動機の分析から3万人に押し上げた要因は経済的困窮にあると考察された。(2)健康保険組合の財政が赤字に転じるのをきっかけに、組合員の病気がちな傾向はその都度高まった。(3)職場ストレスモデルの研究の考察からは、仕事のしやすい条件作りが最も大切であることが示唆された。(4)JMI健康調査票のデータからは、職場の在り方が事故やミスと同時にメンタルヘルスにも影を落としていると考察された。(5)組織目標の明確化が従業員のメンタルヘルスに重要であることが明らかになった(r=0.505)。 国、および健康保険組合の経済状態が人々の健康を脅かすことをみた。組織レベルでも、その潜在的失敗がメンタルヘルスを阻害していた。 (論文目次) I 企業の健康管理ニーズ II 自殺の分析 1 自殺予防はうつ病予防か 2 自殺の変動要因と固定要因 III 企業と医療費 1 医療保険制度 2 健保組合の財政と人々の健康 IV 職場のストレス 1 職場ストレスモデル 2 自己統制の欠如 3 組織の失敗 V 職場メンタルヘルスの方法論 1 個別対応 2 組織対応 引用文献 |
全文情報 |
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